お手入れ知識

ステンレス製クッキングウェア

特徴
錆びにくく衛生的で、耐食性・耐熱性・耐衝撃性に優れた素材です。アルミや鉄に比べると熱伝導はあまり良くありませんが、一旦温まると中々冷めにくく保温性にも優れています。
<strong>特徴</strong>
お手入れ方法
使用後は塩分や油脂分を直ぐに台所用洗剤できれいに洗い落とし、十分に水分をふき取って保管してください。錆びにくい材質ではありますが、表面の不動態皮膜が破壊されてしまうと錆びてしまいます。きれいに洗浄、乾燥させ空気にふれる事により不動態皮膜が再生され、錆びを防ぎ長くご愛用頂けます。
お手入れ方法

アルミニウム製(内面ふっ素樹脂加工タイプ)クッキングウェア

特徴
軽量で熱伝導性が高く、ふっ素樹脂加工は焦げつきにくく汚れが落としやすくお手入れが簡単です。反面、冷めるのが早く衝撃にも弱い為変形しやすくなっています。
特徴
お手入れ方法
使用後は中性洗剤を使い、柔らかいスポンジなどで洗ってください。
研磨入り洗剤やたわしなどはふっ素樹脂加工を痛め、劣化させる原因となりますのでご注意ください。また調理中は中火以下で使用してください。
火が強すぎたり、空焚きなどを行うとふっ素樹脂加工が劣化し食材がくっつきやすくなったりします。
お手入れ方法

鉄製クッキングウェア

特徴
使い込むほどに油なじみが良くなり、どんどん使いやすくなっていきます。熱伝導性と保温性のバランスが良く、非常に丈夫な為耐久性に優れ、強火調理にも適しています。
特徴
お手入れ方法
初めて使う際には油ならしを、使用前には油返しを行ってください(ご愛用のしおり  参照)。
調理後はすぐにお湯で洗い、水気をしっかりと取った後、キッチンペーパーで内側に油を薄く塗りこんで保管してください。
頑固なコゲつきや錆が発生した場合、クレンザーや金属たわしなどでゴシゴシと磨いて擦り落として下さい。その後水気をしっかりと取った後、油ならしを行ってください。
お手入れ方法
使用上の注意
鉄鍋は流通段階での表面保護のために表面にシリコン焼付け塗装を施しています。使用している内にはがれ落ちてきますが食品衛生法に適合した塗料ですので人体に影響はありません。また鉄は錆びやすい素材です。錆びたとしても錆びを落とし油ならしを行う事によって何度も再生が可能ですので長くご愛用いただけます。
使用上の注意

※詳しくは日本金属ハウスウェア工業組合のサイトより、金属ハウスウェアガイドブックをご参照ください。

よくあるQ&A

ステンレス製品

Q.01

ステンレスの鍋に虹色の変色が生じた

A.01

A.01

虹色の変色は特に新品の鍋の場合に発生しやすい現象です。ステンレスの鍋の表面は不動態皮膜と呼ばれる皮膜で覆われており、錆びにくくなっています。この不動態皮膜に水に含まれるカルシウムやケイ素などのイオンが付着して虹色に見せている現象です。商品自体が変質したものではありませんので安心してご使用ください。

Q.02

鍋の内側に白い斑点やシミのようなものが発生した

A.02

水に含まれるカルシウム、ケイ素、マグネシウム、鉄等のミネラル成分が付着したものです。水道水中にもともと含まれている成分ですので害はありません。ただしそのままにしておくと錆の原因となる恐れがあります。洗っても取れない場合は市販のクエン酸を含む洗剤やクリームクレンザーを使用すると有効な場合があります。

アルミ(内面ふっ素樹脂加工)製品

Q.01

使用しているうちに料理がこびりつくようになってきた

A.01

洗い方が不十分で表面に汚れが残っていると焦げ付きの原因となります。また、経年劣化によりふっ素樹脂加工が損傷した場合は商品寿命となります。長持ちさせるためには以下に注意してご使用ください。

1.中火以下の火力で使用してください。強火調理や過度の空焚きはお止めください。
2.金属製のキッチンツールは表面を傷つけてしまう事がありますのでお止めください。金属製キッチンツール使用可能の製品でも傷がつかないように角の丸いなめらかなものをご使用ください。
3.調理したものを入れたままにしないでください。塩分や酸がふっ素樹脂を痛めてしまいます。
4.洗う際は急に冷やしたりしないでください。熱変化による収縮によりふっ素樹脂を痛めてしまいます。
5.柔らかいスポンジで洗ってください。メラミンスポンジやたわしなどで強くこすると表面を傷つけてしまいます。

鉄製品

Q.01

錆が発生した

A.01

A.01

クレンザーや金属たわしなどでゴシゴシと磨いて擦り落として下さい。その後水気をしっかりと取った後、油ならしを行ってください。万が一錆が体内に入っても人体に影響はありませんのでご安心ください。

Q.02

塗装が剥がれた

A.02

本体にはシリコン焼付け塗装が施されていますが、これは本来商品がお客様のお手元に届くまでのサビ防止の為のものです。使用していくことによってだんだんと剥がれてくるもので、体内に入っても人体に影響はありませんのでご安心ください。

Q.03

すぐ焦げついて使いにくい

A.03

使用する油が少なく本体の熱しすぎが原因です。使い始めは多めの油を中火以下で温めて、余分な油は別の容器に移してください。鉄は使えば使うほど油なじみが良くなり、焦げつきにくくなっていく素材です。使用前の油ならし、調理前の油返しなどを行うことによって使いやすくなっていきます。詳しくはご愛用のしおりをご参照ください。

その他のQ&A

Q.01

味噌汁を温め直したら蓋が吹き飛び味噌汁が飛び散った

A.01

突沸現象と呼ばれる現象で味噌の種類や量、火力や内容物などいくつかの条件が重なった場合に極稀に発生する現象です。味噌汁以外でもカレーやシチューなどでも発生する可能性があります。この現象が起きない為には下記の事項に注意してください。

1.温め直しの際はお玉でかき混ぜながら鍋を加熱してください。
2.一気に強火で煮立てないでください。
3.煮立てている最中も何度かかき混ぜるようにしてください。

Q.02

ガラス蓋が突然割れた

A.02

A.02

ガラス蓋が割れてしまう原因として、

1.落とす、ぶつけるなどの衝撃を受けた
2.使用直後に水に浸けるなど急激な温度変化
3.直接火があたった(お玉などを入れた状態で蓋をずらしているとあたることがあります)
4.目視で確認できない細かな傷があった

などの事が考えられます。またそれぞれの事象の直後ではなく、しばらくしてから割れる、その後に火にかけた時に割れるなど時間差がある場合があります。その際は強化ガラスの特徴から破片が細片となって飛散する場合があります。ご使用の際はガラス蓋に添付されているお取り扱い上の注意をお読みの上ご使用ください。

Q.03

IH対応という商品はガス火では使えない?

A.03

IH専用という事ではありません。IHクッキングヒーターにも使用できますという意味ですのでガス火でのご使用も可能です。

Q.04

火にかけていると異臭がする

A.04

A.04

ハンドルの樹脂部分に火が当たり臭いが発生している可能性があります。樹脂部分の割れ、破損、欠損につながりますので火が当たらないよう注意して使用してください。

Q.05

天ぷら鍋をIHクッキングヒーターで使用するとエラーが出る

A.05

揚げ物モードでのご使用の際、エラーが起こる場合があります。揚げ物モードはIHクッキングヒーターのメーカーがそれぞれ推奨している鍋に合わせてプログラムが作られています。設定されている温度上昇と異なるために起こるものですので、ご使用の機種の取扱説明書を確認し、適切な天ぷら鍋をご使用ください。通常の加熱モードであれば問題なく使用できますが油の温度に注意した上でご使用下さい。

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